Embrace

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Embraceのバイオグラフィー

エンブレイスは1990年代半ばにダニーとリチャードのマクナマラ兄弟を中心に、リーズ近郊のさまざまな街で育った4人で結成された。

ブリット・ポップ花盛りの中で、初めは小さなギグさえ開くことのできなかった彼らだが、その実力に目をつけたHUTとの契約により、彼らの運命は一変することとなる。のちにベースのスティーブ・フィアスが加わり、ついに1998年に 「The Good Will Out」 でデビュー。同アルバムは美しいメロディと新人離れした実力が多くの人々を魅了。見事にUKチャート1位をゲットする破格のデビュー作となった。

続いて彼らは2ndアルバム 「Drawn From Memory」 をUKチャート8位、「If You've Never Been」 を9位にそれぞれ送り込む。しかし、エンブレイスは3rdアルバム 「If You're Never Been」 リリース後、デビュー以来在籍していたHUTとの関係を終える。そして、彼らは新たにインディペンディエンテと契約。そこからエンブレイスは、長い雌伏の時を迎えることとなる。

この次作に向けての3年にもわたる制作期間を支えたのは、プロデューサーとしてエンブレイスを支えたキリング・ジョークのユースだった。時にはぶつかり合いながらも、彼らは妥協することなく 「Out of Nothing」 完成へと一直線に突き進んでいく。2004年、エンブレイスはついにインディペンディエンテ移籍後初となる新作 「Out Of Nothing」 を引っさげてシーンに舞い戻ってくる。この 「Out Of Nothing」 はUKチャート初登場1位を記録。再びエンブレイスをミュージック・シーンの頂点へ押し戻す作品となった。彼らに 「Gravity」 をプレゼントしたコールドプレイのクリス・マーティンの存在も 「Out Of Nothing」 のビッグ・ヒットに関わっていた。シングル・カットされた 「Gravity」 はUK中でヘビーローテーションされ、「Out Of Nothing」 のセールスに大きく貢献したのであった。キラ星のような曲の数々を収めた 「Out Of Nothing」 は、発売後2ヶ月でプラチナ・ディスクに輝く作品となった。

エンブレイスが人々に支持される理由、それは彼らがたどってきたサクセス・ストーリーと音楽に対する真摯なまでのアティテュードにある気がしてならない。かつて、エンブレイスには 「ポスト・オアシス」 という形容詞が付きまとっていた。しかし、「もうオアシスの影は吹っ飛んだ」 そう強く断言したい。まだまだ日本では過小評価されている感が拭えないが、彼らこそ 「Embrace(抱擁)」 の名にふさわしい偉大なバンドだ。